埋もれたのはなんだったのか。
時代というのは、本当に、残酷だったのだなあと思います。
本を読み終わりました。
勧めてくださった同視のviviさん、本当にありがとうございます!!!
ものすごく新.撰.組を楽しめました!
以下本の感想というか、なんだかよくわからないことをだらだらと綴っているので下げときます。
読んだばっかりで上手く気持ちをまだまとめられてない。
今回読んだのは木.内.昇さんの「新.撰.組 幕.末.の.青.嵐」という本です。
それぞれ各人物視点で武州から鳥羽伏見までの話が続いております。
各人物視点なので、誰がどんな考えを抱いているのかというのが分かるので、新.撰.組をよく知らない私にも取っつきやすかったです。
結成から始まり、決してまっすぐな道じゃなかったけどちょっとずつ進んで、栄華を掴んだと思ったら一気に時代に飲み込まれる。
後半から敗走を余儀なくされる彼らにただただやるせない気持ちになりました。
時代という大きな波は本当にどうしようもなくて、その上に今があると思うと、何故か歯痒くも思えます。
でも途中から、その中でもただ道の先を行く彼らを見ていると、同情よりもその姿が輝かしく見えました。終わる為に走るのではなくて、まだ走れるから走る。
ちょっと私の日本語が意味不明ですが、とにかく、彼らのその姿に惚れました。
潔い。違う意味で、ただ一本の信念を貫き通すのが潔い。
不思議なもので、各人物視点だからか、やっぱり中心は近藤、土方になるのですが、他の隊士(斎藤とか永倉とか)の考え方や物の抱きもわかって、主要に負けないくらい十分存在感があります。
でもやっぱり土方が最高に格好良かった。
好きですね。無口で策士だけれど、情に厚い。なんていうんだろう、黄色い声を上げてかっこいい!なんて言う感じじゃなくて、、見ていて圧巻するような、じっと視線で追って気付いたら魅せられているような…。全く上手く言えませんが、とにかく私はこの男のことを何回も考えました。どんな考え方をしているんだろうって。
最後は泣きましたよ。
近藤さんの最後のところを電車の中で読んでいたのですが、うっかりうるうるしちゃって危うく泣いてしまいそうでした。
この本で一番驚いたのが、一番最後の部分です。
最後の最後までとても丁寧に書かれています。言葉に含みを持たせて終わるのではなくて、しっかりと先の先まで書かれているので、ぐいぐい引っ張られます。
最後らへんは全部敗走なのですが、読み終わった後は妙にすがすがしい気分になりました。時代に飲まれてもあいつら何者にも負けなさそうだと改めてそう思わすような、輝きがありました。
うん、我ながら言いたいことがごっちゃごちゃだ。
あ、土沖率はそこまで高くありませんよ(苦笑)
いや仲は良いんだけど、そういうシーンは少ないっていうか(前の大.内さんの本が土沖率最強でしたからね)
この本の沖田は剣一本で、マイペースだけど芯はしっかりと見ています。
かわいいです。子どもみたいだけど、人を見る目があって、絶大の信頼を土方に持っていて、剣で一番になりたいと常に言う彼を見ていると和やかな気持ちになりますね。
新.撰.組が好きな方にはこの木.内さんのこの本を。
沖田が好き、うっかり土沖も好きな方には大.内さんの本をおすすめしたいです。
今はまだ読んだばかりなので、ちょっと読み返したりして、いろいろこの本を読んで感じたことを整理していきたいと思います。
大切にしよう。
改めてviviさん、本当にありがとうございました!!!
それぞれ各人物視点で武州から鳥羽伏見までの話が続いております。
各人物視点なので、誰がどんな考えを抱いているのかというのが分かるので、新.撰.組をよく知らない私にも取っつきやすかったです。
結成から始まり、決してまっすぐな道じゃなかったけどちょっとずつ進んで、栄華を掴んだと思ったら一気に時代に飲み込まれる。
後半から敗走を余儀なくされる彼らにただただやるせない気持ちになりました。
時代という大きな波は本当にどうしようもなくて、その上に今があると思うと、何故か歯痒くも思えます。
でも途中から、その中でもただ道の先を行く彼らを見ていると、同情よりもその姿が輝かしく見えました。終わる為に走るのではなくて、まだ走れるから走る。
ちょっと私の日本語が意味不明ですが、とにかく、彼らのその姿に惚れました。
潔い。違う意味で、ただ一本の信念を貫き通すのが潔い。
不思議なもので、各人物視点だからか、やっぱり中心は近藤、土方になるのですが、他の隊士(斎藤とか永倉とか)の考え方や物の抱きもわかって、主要に負けないくらい十分存在感があります。
でもやっぱり土方が最高に格好良かった。
好きですね。無口で策士だけれど、情に厚い。なんていうんだろう、黄色い声を上げてかっこいい!なんて言う感じじゃなくて、、見ていて圧巻するような、じっと視線で追って気付いたら魅せられているような…。全く上手く言えませんが、とにかく私はこの男のことを何回も考えました。どんな考え方をしているんだろうって。
最後は泣きましたよ。
近藤さんの最後のところを電車の中で読んでいたのですが、うっかりうるうるしちゃって危うく泣いてしまいそうでした。
この本で一番驚いたのが、一番最後の部分です。
最後の最後までとても丁寧に書かれています。言葉に含みを持たせて終わるのではなくて、しっかりと先の先まで書かれているので、ぐいぐい引っ張られます。
最後らへんは全部敗走なのですが、読み終わった後は妙にすがすがしい気分になりました。時代に飲まれてもあいつら何者にも負けなさそうだと改めてそう思わすような、輝きがありました。
うん、我ながら言いたいことがごっちゃごちゃだ。
あ、土沖率はそこまで高くありませんよ(苦笑)
いや仲は良いんだけど、そういうシーンは少ないっていうか(前の大.内さんの本が土沖率最強でしたからね)
この本の沖田は剣一本で、マイペースだけど芯はしっかりと見ています。
かわいいです。子どもみたいだけど、人を見る目があって、絶大の信頼を土方に持っていて、剣で一番になりたいと常に言う彼を見ていると和やかな気持ちになりますね。
新.撰.組が好きな方にはこの木.内さんのこの本を。
沖田が好き、うっかり土沖も好きな方には大.内さんの本をおすすめしたいです。
今はまだ読んだばかりなので、ちょっと読み返したりして、いろいろこの本を読んで感じたことを整理していきたいと思います。
大切にしよう。
改めてviviさん、本当にありがとうございました!!!
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