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Yunoha
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そういえば昨日、買い集めている漫画(隠.の.王という漫画ですが)の最新刊を買ったんですが、次が最終巻ということを知って若干ショックです。
電車の中で読んでいたんですが、帷が泣くところでうっかり泣きそうになってしまいました。あんまり先.生好きじゃなかったけど、今回読んで見方が変わった。
話もぐいぐい進んで最後も結構衝撃で、「え?!次どうなんの?!」ってところでまさかの最終巻。もっと続くと思ったんだけどなー。

鋼も隠も終わって、集めている漫画がなくなっていく。あと3つしかないや。

それと先日から言っていた大.内さんの「沖.田.総.司.拾.遺」、読み終わりました。
とってもよかったです!
勧めてくださったviviさん、ありがとうございましたv

以下本の感想というか26日の行動です。長いので下げときます。長すぎる。

拍手


昨日は予告通り、古本屋に行きました。個人経営の店で、お客さんの姿もなく、頑固そうなおじいさんがひとりでレジの前で座っている、そんな本屋だと勝手に想像してましたが、個人経営は個人経営でも店員が4人ほど居て、狭い店にお客さんもちらほら居る繁盛している本屋でした。

棚にずらりと並んでいるのは小難しそうな、いかにも価値がありそうな立派な古書ばかり。
法律書や専門書が天井に届きそうな棚に所狭しと並べてあって、こんなところに歴史の本があるのかと疑いながらも人とすれ違うこともできない細い通路を徘徊する。
で、歴史と書かれた棚を発見。
幕末のところに新撰組関連の本が並んであって、逸る気持ちを抑え標題をひとつひとつ追っていく。
大.内さんの土方の本を発見。ぺらぺらと捲って沖田拾い読みスキルが発動する。いやいやいやそんなことをしている場合ではない。沖田沖田…。
が、ねーじゃん。

何回見てもないものはなく、隣の本棚や伝記のところを見てもない。店を一周してもやっぱり歴史物を置いているのはそこだけで、いじける。
で、長い髪をひとつに束ねた店員(男)に聞いてみると、「2階をちょっと探してきます」とのこと。
え、2階あんの?!と驚きつつ待っていると、帰ってきた店員の手には求めていた本が・・・!!!

ありましたーーー!!!!

胸の内で興奮しつつ店員から本を手に取る。
「買うならレジへ持っていってください。要らなければここらへん(歴史の)棚に適当に突っ込んでてください」
てきとーだな、おい。

やだよ、離さんよとぺらぺらとページをめくった後こそこそとレジへ持って行きました。


で、ルンルン気分で店を出て、東.京.ド.ー.ムが近いしちょっと寄って行こうと思って行ったら階段を上ったところで明らか20歳を過ぎてるお姉さんが2人、セーラー服を着てて、横に一眼レフを持ったカメラマンが立っていた。
グラビアの撮影かなーと思いながら階段を登りきると、すごい光景がまってた。

THE☆コスプレ祭り。

右にボカロ、左に執事、どこを見てもレイヤーさんばかり。
え、なに、なんの偶然?!
本を抱えて内心どぎまぎ群衆の中を突き進む。そんな光景に驚く一般ピープルを装いながら、心の中では「私、あなた方と同じ種族です」と言いまわってた。

どうやらテレビの収録があったようです。コスプレ番組(?)かなんかの。収録中、ってカンペがあったし、さっき調べてみたらゲストに銀ちゃんの声優さんが居たみたい。顔知らないから、見ても分かりようがないんだけどね。

3Zの衣装で、先生銀ちゃんと制服を着た沖田、土方、神楽のコスプレをしている4人組が居て、ベンチに座ってアイスを食べてる姿がなんだか微笑ましかったです。
ってか制服姿の沖田と神楽ってほんと良いよねってつくづく思いました。なんか一緒に居るだけでもう青春ってかんじがする。青くささと甘酸っぱさがある。問答無用でかわいい。でへ!

ちょうど昼の1時前ぐらいで、携帯にマ.ッ.クのクーポンがあるからそれでなんか食べようと思いつつ、その前に店内をぶらぶら回りながら母と電話。
充電してなかったから途中で電話切れちゃって、じゃあご飯食べて帰ろうと思いきや電池がなくなったからクーポンが使えないことを思い出す。
あ、やべ。

昼ご飯は、ぬき。


大.内.美.予.子さん著の「沖/田/総/司/拾/遺」、読み終わりました。
ああ、やっぱりこの人が書く沖田が大好きだとつくづく思いましたね。文章中に沖田って名前が出てくるだけで心躍るの。読むことでこの人の沖田に触れられるのが嬉しい。

初っ端の宗次郎からもうノックダウンでしたね。めちゃくちゃかわいい!
お光の庇護下の元やんちゃにはしゃぎ、素直で、すぐに感化されやすい(特に土方に)屈託なさ。もうダメ。つい微笑ましい気分になっちゃいます。
狐の掛け合いが好きですねー。

しのという女との話は、あれこそ悲恋だなと思いました。あまり多くは言えませんが、この本の中で一番好きな話かもしれません。
何かがぎゅっとなった。
最後の締め方というか、一文が好きですね。このことを沖田には知られまいとどう説明するべきか土方は悩む
、との旨の一文で終わっているのですが、そのたった一文から沖田がどれだけ大切にされているということが分かって、なんというか胸に響くものがあります。
沖田と土方のことだけじゃなくて、まどろっこしい説明もなくちょっとした言葉で、その人物が相手のことをどんな人間として捉えているのか。そういう表記が大.内さんはすごく上手いと思います。

そしてその悲恋の後の姫さんは癒されました。かわいかった。
「沖.田.総.司」でも思いましたが、沖田は小さな子の小さな恋心を奪ってしまう罪な男ですねー(死)

あとの2つは沖田主体ではありませんでした。時間軸的に最後の話はどうしても沖田が病に伏せってしまった時期になってしまうのでしょうが、最後の最後がアレというのもちょっと辛いです。。決して話が酷いということではないのですが、「あの刀、」と考えると胸が痛い。


いろいろと考えさせれました。大好きです。
まざまざと文章を叩きつけられて、若干自分が書いた諸々の物が酷過ぎて目を当てられない状態でもあります(苦笑) いやもうなんだか書く自信がなくなってきた。

そういえば読み終わってから気づいたんですが、この本、昭和48年の本なんですね。
しかも第一刷…!あの本屋すげー。
通りで古い本をめくった、図書館で味わうような古びた紙のにおいがするんですね。味があってそういうのも素敵です。

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